少し暗い話

基本的にこのブログにはネットゲームに関することだけ書こうと思っていて、今日は久々に集まったネタで更新…と思ったのだけど、ちっとばかり吐き出したいことがあるので書き殴る。
内容もあんまり愉快なものじゃないので、ゲームに関係ないことは読む気ねーやって人は回れ右してお帰りくだされ。

あ、一応手慰みにパラディンとアサクロの情報更新。
最近どんなモンよ？って人はどーぞ。

簡単に書くと、母方の祖父に癌と思われる検査結果が出た。

第二次世界大戦の出兵も、終戦の際のシベリア抑留も乗り越えるほど頑健であり、普段病院の世話になどならない祖父が、どんな心境の変化で病院に検査に行ったのかは判らないが、本日病院へ結果を受け取りに行く際に『親族の方同伴でいらしてください』と言われたと聞いた時点で妙な予感。
そして母親伝いで聞いた結果は恐らく癌、それも何癌というレベルではなく既に全身に転移しているのではないかとのこと（祖父母とは同居していない）
幸か不幸か、もう大分年を召しているので進行は遅いであろうものの、もって1年、短くて半年だとか。
そんな台詞、ドラマや小説の中だけだと思ってたよ（苦笑）本人も感づいているのかいないのか、『なんか言うことあるなら俺だけに言え。ばあさんには絶対言うな』なんて台詞を言っていたそうな。

思い返してみればなんとなく兆候っぽいものは目に耳にしていたような気もする。
正月で酒を交わしても『あれ、もう飲まないのかー』と感じたり（爺さんの酒の相手は私が担当。親父や叔父は下戸なので）、必要な書類の清書を私にわざわざ頼んだり（書道が趣味であるはずなのに）…等等。
清書を私に頼んだのは『指が震えるから』なんて言ってたが、複写式のシートに文字を書くほどの筆圧を加えると痛みが走る状態だったんじゃないかなぁと推測。
…きっと傍から見てれば『おいおいどう考えてもそれフラグだろ、気づけよｗ』なんて思うんだろうな、多分。
それでも怪しもうとしなかったのは年のせいって固定観念もあるだろうが、そう思いたくないと無意識で否定してたのもあるんだろう。

検査した病院は癌の専門科がないらしく、大学病院関連の大きな病院で再度検査してみるのを勧められたとのこと（もちろんこれは本人には伝えられていない）
正直誤診であった事を祈りたいけど、専門科がない病院でもそんな判断を下すってあたり、あまりそんな希望は持てない気も。
お迎え自体は来てもおかしくない歳とは言え、目の前にリミットを突きつけられるとやっぱり動揺するもんだね。

当面の問題は本人に告知するか否か。
本人は多分大丈夫だろうけど、婆さんがなぁ…多分大騒ぎだろうなぁ、半世紀以上の連れ添いの話なんだから当たり前だろうけど。
手は貸したいところだけど子が全員健在な以上、孫がしゃしゃり出るのもなんだし、歯痒いけど当面見守るしかないのか。無力だなぁ……。